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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド Review

3/23にスクエニから発売したデウスエクスマンカインド・ディバイデッドのレビューです。

2011年に発売された前作のデウスエクスは本編、DLC共にプレイ済み

今作のDLCは未プレイ

よかった点

・アクションの幅の広さ

このゲームはある程度広いフィールドを自分なりに攻略するゲームで人によって進め方が様々である。銃撃戦でバンバン倒したりステルスプレイで殺さず進んだり目的地に着くという目標以外は自分なりに進めることが出来る。

大まかにコンバット、ステルス、ハッキング、ソーシャルというくくりになっており、自分でどのスキルを取るのかが重要になってくる

コンバットスキルは自分のライフを高めたり身体を硬化させ銃弾を一時的に無効にするスキルを使い進んで行く。

ステルスはクロークなどを使い隠れながら進んで行くスタイル。

ハッキングは端末などをハッキングし監視カメラやタレットの無効化などができる

ソーシャルは会話で解決するスタイルで敵対しないとサブクエが受けられたりとかなり重要なスキル

この4つを自分なりに使いこなし自分のスタイルで進めることができる。

主人公がすぐ死ぬため難易度は他のステルスゲーより高い。

・マップデザイン

1つマップが広いわけではなく密度が濃いゲーム。正面突破だけでなくダクトから侵入したり、ハッキングでドアのロックを解除したり様々な形で進めるこのマップの密度はよかった。

・スキル

レベルアップするとスキルポイントが手に入りスキルを取ることが出来るのだが、どのスキルを取るかどれが自分のスタイルなのかを考えてとる必要がある。1つ1つ個性的で素晴らしい

・サブクエ

数は多くないが1つ1つのボリュームがありよかった

世界観

サイバーパンク的な世界観がかなりよかったし、オーグ差別もうまく表現されていてよかった

・ミニマップ

ミニマップが前作より見やすくなった


マイナス点

・クエスト関連のメニュー

見にくくわかりづらい。このゲームはメインクエの進捗状況で途中までしか進めないサブクエがあり、終わったのかフラグが立ってないのかわかりづらい。

前作ではそんなことなかったと思うのでなぜこれにしたという思い

・新スキルを使わなくても良い

前作にあったスキルは入っており今作から入った新スキルがほとんど空気。遠距離ハッキングぐらいしか使わなかった。もう少しなんとかならなかったのかなと感じた

・アイテム使用が面倒

ライフがなくなったら自動で回復アイテムを使うなどの配慮が欲しかった。死にそうになりアイテム画面を開いて回復。という一連の操作が必要なのか?と感じた

ローカライズ

いきなり声がでかくなったり止まったり字幕がめちゃくちゃ早く流れたり残念な部分があった

・メインクエ、ストーリーが短い

メインクエはサクサク進み結構短い。話も前作よりこじんまりし次回作への伏線が多い。

前作には中ボスがいたが今作はいなくなりストーリーが単調に感じた

・クローク、スマートビジョンでなんとかなる

クローク、スマートビジョンがかなり強スキルである程度強化するとこの2つでなんとかなる場合が多い。

・ムービーシーンのグラが落ちる

前作も同じ感じだったがムービーシーンなどぼやっとする感じになる。

・自由にマーカーを設置できない


総評

前作にプラスαされた形の続編。ストーリーは続きものなので前作をやっているとすんなり入ると思う。最初におさらい動画が流れるのでそれである程度理解することも可能。

ゲームとしては完成されてた部分がより磨かれた感じでとてもよかった。一部気になるところがあるものの完成度が高くどんどんプレイしたいと感じる作品であった。


9/10点