FF15 エピソードプロンプト Review
6/27に配信されたFF15のDLCエピソードプロンプトのレビューです。前回のエピソードグラディオラスがかなり残念な出来だったので期待してなかったのですがEPグラディオよりは楽しめました。
5/10点
良い点
・ストーリー
本編の途中でプロンプトか列車から落ちたあとからのスタート。帝国出身でヴァーサタイルの遺伝子から生み出された魔導兵になるために生まれたプロンプトの過去に迫るストーリー。本編ではきゃんきゃん吠えててそのまで好きじゃなかったんですがDLCではシリアスな感じで進んでてよかったです。
・新マップ
グラディオ編は洞窟に入るだけだったので同じようなところを進んでたが今回はある程度広いマップを移動するなど前回から改善された部分があった
・キャラ
葛藤するプロンプト、アラネア、自分の欲望のために動くヴァーサタイルなどいいキャラが多かった。だからこそヴァーサタイルは本編で見たかった部分でもある。
マイナス点
・ゲームシステム
TPSがこれだけ世の中に出ていてこのクオリティはないかな
一世代古いTPSを遊んでる感覚です。操作性もかなり悪く挙動にイライラすることもありました。敵のAIもお馬鹿ちゃんで棒立ちな敵も多かったです。
ヴェルサスで3人近接でプロンプトだけTPSのシステムをどうやってキャラチェンジに落とし込むんだろうと思ってましたがキャラチェンジやめてよかったんじゃないかなって感想。TPSは作ったことないと思うけどお金を払って買う人がいる以上一定のクオリティで出さなければならないと思う。もう少し快適に遊べたらと思った。ps4ではL2で構えR2で撃つというグローバルスタンダードがあるのになぜかそれに従わない操作性も何を考えていたのかわからない。
・ブツ切りに感じるストーリー
ストーリー自体はいいです。しかし列車から落ちて数日後とか雑なんですよね。始まっていきなり服変わってるし知らないところ歩いてるし本編とDLCで繋がってるのにブツ切りに感じました。ノクトたちと別れてどうやって服着替えてとかがなくいきなり始まる感じはとても嫌でした。
冒頭の深い雪の中を歩くシーンもカットシーンでいいんじゃ?冒頭からあんなシーン入れられても嫌なだけだと思う。FF15のチームがストーリーに対してはさほど力を入れてないことは本編から分かるが本編と密接に関わる部分なのできちんと繋がるようにして欲しかった。最後も捕まるところまでやって終わりとするべき。アーデンが色々動いてたんだろうけど描写不足だと感じた。
・DLCありきの開発
本編でちょこっとでも触れてほしかった。別にプロンプトを操作しなくてもヴァーサタイルと本編でやり合いたかった。やはりDLCありきで開発していたと思うと何とも言えない気持ちになる。
総評
5点にしたがよかった部分で何があったのかやヴァーサタイルのこと、アラネアとの共闘、ストーリーでの満足度が高かったため少し甘めにつけた。
1時間半では語りきれない部分が多く本編のストーリーのクオリティの低さがDLCにも響いていると思う。ゲームシステムなどのマイナス点についてはかなり残念だった。特にTPSはこのDLCの売りであるのにそれを存分に発揮出来てない。
500円ちょいの値段なので高望みは出来ないからそれでももう少し戦闘にひねりがあるとよかった。