dgames’s blog

ゲーム好きな人によるゲームのブログ

北斗が如く 感想

2018年3月8日に発売した北斗が如くの感想です。

購入したのは7月に入ってからで、プレイ時間は12時間ほど。

龍が如くで有名な龍が如くスタジオが開発を担当。エンジンはPS4世代用に作られたドラゴンエンジンではなく、極などで使用したエンジンを使用している。

北斗の拳のゲームというよりは北斗の拳のガワを龍が如くに被せたというイメージでOKです。キャラ、世界観などは北斗の拳、やれることやストーリーの進み方などはいつもの龍が如くという感じ。

 

評価

5/10点

 

 

良い点

龍が如く×北斗の拳

龍が如く北斗の拳の融合がここまでマッチングするとは思ってなかった。と言っても一人の女を巡る男の争いなど類似点があったがそれが見事なまでにマッチングしている。

特に声優陣は素晴らしいの一言で、黒田さんのケンシロウはこれからも見たいと思った。それぞれかなりキャラと声は合っていたと思う。

 

・キャラクター、世界観

原作キャラはもちろんのこと今作オリジナルキャラもいい味出していた。

世界観も荒廃した世界に夢のような街エデンとして活気のある街が描けていると思った。

 

・戦闘(ここではプラス部分のみ)

秘孔を突いて奥義に繋げる北斗の拳らしいアクションを堪能出来たことは良かった。

奥義は再現度が高いと思ったしワクワクした。

 

・グラフィック

いつもの龍が如くのリアル志向(リアルではない)からトゥーンレンダリングのようなアニメ調になっている。キャラもモデリングなどかなりよく出来ていて北斗の拳の世界観を壊してなかった。

ちょっと表情や仕草が硬いが絵的によく出来ていたので高評価。

 

・あべしボイス

これが物凄くよかった。全国のカラオケ店で募集したあべしボイスを設定でONにしておくと奥義が決まったあとなどにザコが死ぬと流れるのだが、みんな個性が爆発していて面白い。このゲームで一番笑ったかも

 

・アップデート

自分はアップデートが全て適応された後にプレイしたが、スティックのみで走れることや奥義のQTE回避などプレイの根本に関わる部分が改善されていたのはよかった。

 

マイナス点

・シナリオの完成度の低さ

シナリオ、演出は龍が如くのシナリオを書いている横山さんが書いているのだが、彼が書くということは最終章でのいきなりぶち込んでくるどんでん返しがあるということは想像出来ると思います。味方だと思ってたのに〜!というキャラが裏切り、実は昔こんなことがあって〜と長い会話シーンが始まりますが今回もそのパターンでした。毎回毎回同じようなシナリオを書くのも凄いですがそれでOKを出すのもどーなのかな。しかも今回は動機が薄い。かなりショボかった。

オリジナルストーリーをやることには大賛成です。原作をずっとなぞるようなシナリオなら漫画やアニメを見ればいいので。

今回は龍が如くという呪縛から解放させることも出来たはずなのに龍が如くのシナリオをそのままトレースしたようなシナリオだったことが残念です。

ユリア、サウザーラオウの扱いの雑さには驚きました。特にユリアはヒロインなのに出番あれだけか、、と。

 

・細かいストレスが重なり面倒になる戦闘

良い点でも挙げた戦闘ですが中盤から後半にかけてザコ戦の長さや一部敵の攻撃力の高さ、奥義のめんどくささなどが際立ち戦闘がだるくなってしまいました。ジャスト秘孔など戦闘を短縮する方法もありますが、秘孔を突くモーションに入った瞬間敵に攻撃されることがあったり色々ストレスが溜まります。

何回も北斗神拳を見ることになり、奥義を使うことを前提とした敵の体力が設定されているため一度の戦闘で何度も奥義の演出を見なければならない。15秒近くあるので戦闘が長引く。

R1のロックオンがほとんど機能してないため明後日の方向を向いていたりする。ザコに囲まれるとすぐにボコられるので走り回り倒すという北斗の拳のイメージとはかけ離れた戦闘を強いられることになる。

R1のロックオンに関してだが、タイマン戦でロックオンしてもカメラは自分で動かさなきゃいけないため右スティックを触る時間が長い。×ボタンで回避したいときにカメラ操作が必要だったりするのはストレスだった。

昔から龍が如くのロックオンについてはストレスだったが改善されないのは残念。

 

・ストレスの溜まる痒いところに手が届かない部分の多さ

①荒野関連

今作ではエデンという街以外に荒野に出ることが出来る。しかしこの荒野関連のシステムは雑の一言。まずファストトラベルするための人物のところに行くと画面が暗転、会話、ファストトラベル、暗転の順番になる。ファストトラベルするために結構面倒な手順を踏まなくてはいけない。ミニマップも見にくくメニュー画面を開いて確認していた。

車から降りる、乗るもいちいち演出が入るためこの演出いらない!と何度も思った。

荒野で素材を集めるミッションがあるが目的地に行く→解決策が分からない→エデンに戻る→素材を集める→エデンに戻りカスタマイズするというただプレイ時間をカサ増ししてるだけのように思えるミッションなど面倒と思うことが多かった。

②エデン内でダッシュ出来ない

ダッシュがないためエデン内でザコに絡まれ階段などの移動が遅くなる部分だと戦闘になる。戦闘が面倒なのは上で説明したためはやく通り抜けたいのだが戦闘しなければならない。

③ロードの多さ

極のエンジンを使用しているため建物に入るたびにロードが入る。余りにも頻繁に入るロードは萎える。

④テンポの悪い会話

会話シーンは○ボタンで進めることが出来るがキャラのモーションなどで進められない部分がありテンポが悪い。会話が多いのでいちいち長いしテンポ悪いしのダブルコンボだった。

⑤甘いキサナと調子が良すぎるジャグレ

エデンを統治する聖女キサナはとある事件を起こした人物を何のお咎めもなく解放したり街の統治者として甘すぎる。ケンシロウに対しては公開裁判などやらせたくせに事件を起こしたやつには甘かったりとよくわからない。

ジャグレは衛兵隊長なので最初問題を起こしたケンシロウを敵視するのは分かるが問題が解決すると相棒〜と寄ってくるがあまりに調子のいい奴で頭に???が浮かんだ。ラスト、どんでん返しがあるがその後の様子を見ていると何もなかったように過ごしていて驚いた。まぁゲームだしって言われたらそれまでだがあまりいい印象ではない。

⑥謎の秘孔を突く場面

ケンシロウがエデンに入るとき周りの人間の秘孔を突きアイテムをもらうというくだりがあるがあのシーンが本当にいるのか疑問。あのような場面はそれ以降メインストーリーでは出てこないし、面白いとも感じなかった。序盤の展開の遅さは異常で、メインの進行ど同時にミニゲームを入れ込んでくるのでメインが全然進まない印象でした。龍が如くミニゲームをやりたいと思うタイプじゃないのでいちいちミニゲームをメインの進行に入れてくるのはやめてほしい。

 

・PS4pro非対応

龍が如く極2もそうでしたが、北斗が如くもPROには非対応でした。

龍が如くスタジオにPROが対応出来ない訳はないと思いますが残念です。

 

 

総評

厳しいことも言いましたが結構期待していた分クオリティの低さが残念でした。

旧世代、PS3xbox360時代のゲームをプレイしている感覚に近かったです。やりたかったんだけど時間なくて出来なかったゲームを後から買いプレイするとうーん、なんだかなって思う感じです。

自分は6000円くらいで購入しましたが発売日に定価近くで購入してたらより低評価だった気がします。突貫工事で作った感がハンパなくもう少し時間があれば洗練出来たのではと思う部分が多かったです。その多くの部分が細かいストレスにあたる部分だったのでより残念な仕上がりに感じました。

○○が如くという龍が如くの派生作品をこれからも作っていくのかは分かりませんが正直もう期待出来ないです。

龍が如く0にハマり龍が如くシリーズに手を出してきましたがこのレベルのゲームなら発売日に買わなくてもいいかなと思ったのが今回、北斗が如くをクリアしたときの正直な感想です。