We Happy Few act:1クリア
We Happy Fewのact:1であるアーサー編をクリアしました。
だいたいゲームプレイ的には今後も同じっぽいのでひとまずの感想を。
よかった部分としては、
このゲームの世界観は圧倒的に飛び抜けていると思います。新規IPでここまでぐっと引き込まれる世界観も珍しいかなと。
1960年代のイギリスで、JOYという薬を飲まないと追放される街。というぶっ飛んだ世界観ですがそれがかなりうまく表現されていると思います。この設定は今年のゲームの中でもトップクラスでワクワクする内容です。
そしてグラフィックもかなり好みです。4K HDRの鮮やかさがうまくカラフルであり暗い世界観とマッチしています。
ストーリーの求心力も結構あると思います。新聞の検閲の仕事をしているアーサーがダウナー(JOYという薬を飲んでない人)だとされ追放されるところからスタートし、第二次世界大戦後のイギリスで何が起こっているかや、アーサーの過去を知りながらプレイしていく形です。
ただ、いきなり専門用語がバンバン出てくるので結構戸惑いました。敵の種類にも名前が付いていてその名前でいきなり呼ばれたりするので頭に?が浮かぶことはあると思います。
街ではJOYを飲んでいる奴らばっかりいるのでダウナーだと疑われないように振舞ったり時にはJOYを服用して誤魔化したりしストーリーを進めていく部分も結構好きです。
JOYを服用すると副作用や、使い過ぎると気分が悪くなり逆に疑われたりするので使いどころが重要だと思いました。
遊んでいてここは改善して欲しいと思った部分は戦闘がかなりつまらないところとローカライズです。
ディスオナード風な一人称視点の近接戦なのですがめちゃくちゃつまらないです(笑)
わりと武器の種類はありますが殴るだけのように感じます。ステルスもさほど完成されてない印象でした。
ローカライズは日本語版を出してくれるのはありがたいです!しかし翻訳されてないところが目に付きます。
アーサー編のエンディングは翻訳されていません。最後の最後で字幕出ないじゃんってなりかなり萎えました。
また、字幕が画面のど真ん中に出る部分がありゲームプレイにかなり支障をきたしましたし、フレームも頻繁にドロップした印象でした。
今作はオープンワールドなのですがもっとコンパクトにしたほうがよかったのかなと感じ、使わない場所が多くただ歩き回ってるだけに思えました。スキルを取るまで街では走ることが出来ないので歩くのがだるく感じられもっとコンパクトでいいのに!とプレイ中何回も思いました。
海外レビューの評価が芳しくないのが肌で感じられるゲームだった気がします。
正直世界観、ストーリーの求心力で話題を集めてたゲームだと思うので世界観は充分味わったのでここから先をプレイするかは未定です。
MSがこの開発スタジオを買収したのがE3で明らかになりましたが、このようなゲームを出されても微妙ですしMSからすればWe Happy Fewの微妙な評価はまさかの事態なのではないかと思います。
とりあえずシーズンパスや今後の進化次第だなと感じました。