二ノ国2 レヴァナントキングダム 感想
2018年3月23日に発売した二ノ国の続編、二ノ国2レヴァナントキングダムのレビューです。
数々のヒット作を送り出しているレベル5の作品。
度重なる延期の末やっと3月に発売しましたが、私はコンプリートエディションを購入しました。
PS4Pro対応、アニメ調のゲームタイトルには珍しくHDRに対応しています。
評価
8.5/10点
良い点
・ジブリ調のグラフィック
二ノ国2の一番の特徴はやはりスタジオジブリを彷彿とさせるグラフィック。このアートデザインは素晴らしいと思いました。ジブリの世界を自分で動かしているのが新鮮で、毎回新しい街に行くのが楽しみになりました。場所ごとの雰囲気もかなり違っていて次はどんな所に行くのかな?という楽しみに繋がっていた。
・アクション
前作のコマンドRPGから今作はアクションRPGに変化している。このアクションの手触りが素晴らしくこの変更は正解だったと思います。
コマンドRPGを続編でアクションRPGにすると失敗する作品が多々ある中でしっかりとアクションしていて、スキルを使うと無双のような爽快感があるためMPを貯めてスキルという一連の流れが上手く出来ている。
通常攻撃を剣で敵を切っている感覚があるためバトルするのが楽しいとずっと思いながらプレイすることが出来た。
回復アイテムの一回のバトルでの使用に制限があるためバランスがかなり上手く取られていると感じた。
・キングダムモード
主人公のエバンが自分の国を作っていくキングダムモードというモードがあるのだがこれの完成度が高い。お金を集めて色々な施設を作り、そこに適正な人を配置しガンガン国を大きくしていくモードなのだがあれこれどんどん国を広げていきたくなるシステムだった。サブクエストなどで人材を集めてその人を配置するため必然的にサブクエをやるのでキングダムモードを進めるとサブクエなども進めるため横の上手い繋がりを感じた。
サブクエクリアやスカウトを自分で行うので新しい人材を確保、育成する楽しみもある。
・音楽
久石譲さんの音楽は素晴らしい。一部ドラクエか?と思う曲もあったが。
マイナス点
・ストーリー
日野社長自らストーリーを書いているのだがストーリーがダイジェストのように淡々と進む。
国を追い出されたエバンが一ノ国から来たロウランと共に新しい国を作り、他国と同盟を結び二ノ国を一つにするというのが大枠のストーリーなのだが、一ノ国で大統領であるロウランは戦争で自分の国が破壊されたところで転送され二ノ国にやってくる。しかし、すぐに出会うエバンと行動するのだがロウランが一ノ国について葛藤する場面はないし、協力しつつ一ノ国に帰る方法を模索するということをしないため、大統領だったのに全く気にしてないの?って疑問に思った。
水をモチーフにした国でセシリウスと女王と出会い問題解決に協力するのだが問題が解決したら女王とセシリウスが結婚云々の話がありそれまで暇だから一緒に行ってあげなとなりセシリウスが仲間になるのだが、?が頭に浮かんだ。
かなりご都合主義で進むので幼稚に思うしツッコミたくなる。
エバンとロウランはかなり強い絆で結ばれてるのが分かるが他のメンバーとの交流はメインストーリーのみなのでパーティメンバーの掘り下げがなかったのが残念。
・進軍バトル
エバンが自らの軍を進軍させる進軍バトルというミニゲームがあるが面白くない。
剣、槍、弓、ハンマーなどハンマーには剣という形で弱点を上手くついて軍を進軍させていく。
メインストーリーで強制させられるため必然的にどこかで軍のレベルを上げなければならない。
進軍バトルでしか軍のレベルは上がらないので面倒だがやらなきゃいけないようにするのはマイナス。
・シナリオのボイスなど
ムービーシーンにすればいいじゃん!って感じる棒立ち会話シーンが多すぎる。
ボイスが入るシーンも限られているため壮大な世界観なのにストーリーがしょぼく感じる。
実際しょぼいと思った。
・サブクエ
つまらない。あれやれこれやれのオンパレード。一国の王に対してこいつらなんなんと感じる場面も多かった。人を集めるただの作業。
・UI関連
使いづらい部分がある。
総評
かなりの時間とお金、人を使ったと思うが壮大な世界観に比べてストーリーがしょぼく感じた。全体的にクオリティは高い分詰めの甘さを感じ作品でした。
コンプリートエディションにシーズンパスがついていたが配信時期が2018年冬と2019年初頭でかなりピークを過ぎてからの配信なのが残念。
8月購入予定タイトル
8月購入予定タイトルは
8/2のサガスカーレットグレイス
のみです。
8/10にSteamでWe Happy Fewというゲームが発売されますがまだ日本語対応されるか分からないのでされたらそれも追加で買います。
オクトパストラベラーや二ノ国2をまだクリアしてないのでそこらへんもクリアしたいです。
PS4PRO 買い替えの巻〜
7月20日に発表になりました、9月7日発売のPlayStation 4 Pro Marvel’s Spider-man Limited Editionを買うことにしました。
今使ってるPS4Proは発売日に買ったものなので約2年くらい使ったのかな、頑張ってくれました。
今までのPS4Proの限定版はそれほどそそられるデザインがなかったんですが、今回のスパイダーマンはかなり好みのデザインなので日本での発表がされた瞬間即決でこれ買おうと決め通販を張ってました(笑)
値段は税抜きで46980円で税入れると約5万くらいで買えます。
通常のPS4Proが48578円(税入り)なのでプラス2000円くらいで買えるのは大特価だと思いました。てか、$399なのに日本だと44980円+税なのが謎ですが(笑)
スパイダーマンのパッケージとシーズンパスがついてこの値段だし割とお得だと思います。
スパイダーマンのシーズンパス込みのデジタルデラックス版は9612円なので普通ならば48578円+9612円なのでここまでお得だと嬉しいですよね。
9月7日に届くのが楽しみです。
ライフイズストレンジ ビフォアザストーム 感想
6月に発売されたライフイズストレンジのスピンオフ「ライフイズストレンジ ビフォアザストーム」の感想です。
まず、今作はライフイズストレンジ1(2の発表がすでにされているのでここでは分かりやすく1とする)を製作したフランスのDONTNOD Entertainmentではなく、Deck Nine Gamesというスタジオが製作している。
評価
6/10点
良い点
・キャラ
前作のライフイズストレンジは2016年に発売されたゲームの中でもかなり出来が良く、キャラやブラックウェルの舞台が上手く機能していたため、その中心にいたキャラであるクロエと再会出来たことは素晴らしい。またどのようにクロエがグレていくかの過程も見事に表現しており、マックスがいなくなりレイチェルと仲良くなるものの失踪…と何かと事件に巻き込まれる体質を持っているクロエを上手く表現していた。
・グラフィック
グラフィック的成長はさほど感じなかったが一発でこれはライフイズストレンジだ!となる特徴的なグラフィックはかなり好み。
・バックトーク
今回は前作と違いより現実に近いアドベンチャーゲームとなっている。マックスが持っていた時間を巻き戻す能力をクロエは使えないので、クロエの自慢?の口喧嘩が出来るようになっている。相手の言ったことに上手く反論して優位に進めることが出来るがこれが思ったより上手く作られていた。
スクエニのローカライズが素晴らしい。声優さんの演技も素晴らしい。クロエの日記など細かいところもきちんとしているので雰囲気がよく出ている。
マイナス点
・アドベンチャーとしての面白さ
日本での発売は欧米より遅れたのでこの感情は日本人だけが持つかもしれないが、直前にデトロイトをプレイしているとやはりクォリティの差を感じてしまう。
・音楽
前作のライフイズストレンジはライセンス曲などの音楽の使い方が絶妙で素晴らしかったが、今作ではそれをあまり感じることが出来なかった。
総評
ライフイズストレンジが楽しめた。という人なら買って損はないと思います。
オクトパストラベラー ファーストインプレッション
7月13日に発売したSwitchのRPGオクトパストラベラーのファーストインプレッション。
一応全ての主人公の一章をプレイしレベル上げをし二章に進もうとしているところです。
プレイ時間は17時間ほどで各キャラLV20くらいにはなりました。
最初に選んだ主人公はトレサでした。商人ということでお金が溜まりやすいと思ったので。
トレサから反時計回りでサイラス、オフィーリア、ハンイット、テリオン、アーフェン、プリムロゼ、オルベリクと進めていきました。
オフィーリアのボスが一番苦戦しましたがそれ以降は結構すんなり進んでいき最後の2人はレベルが二桁行かないところでクリアしてしまいました。
一章までの感想ですがまずはグラフィックがすごいです。HD-2Dと名乗っていましたがFF6以降もFFなどがスーファミで作られていればこのような進化の方向性もあったのかなと感じさせる出来栄えです。
このドット絵が全て。みたいな評価ではなく新規IPとしてこのようなゲームが生まれたことが嬉しいです。
巷で色々グラフィックの進化について様々な人が言ってますが別にFFはFF。オクトパスはオクトパス。として別軸で考えなきゃと思います。
自分は世代的に3Dが主流になり3Dゲームを多くプレイしてきましたがドット絵のゲームも面白いじゃんと再認識しました。
次にバトルですが、敵が特定の攻撃、属性のWEAKを持っているのでWEAKを狙いバリアを剥がしていくタイプのバトルです。
サイラスというキャラの特性で予習というものがありこれにより初見の敵でも1つはWEAKが表示されるのでプレイしやすかったです。
バトルも結構面白く油断してると死にます。きちんとWEAKを狙っていかなきゃいけないのでボタン連打したい人に向いてないかもしれないです。
ストーリーはまだ導入部分ですがある程度は面白そうな予感です。
ここまでプレイしてどっぷりハマり久々に時間を忘れてプレイしているので今後の展開が楽しみです。
北斗が如く 感想
2018年3月8日に発売した北斗が如くの感想です。
購入したのは7月に入ってからで、プレイ時間は12時間ほど。
龍が如くで有名な龍が如くスタジオが開発を担当。エンジンはPS4世代用に作られたドラゴンエンジンではなく、極などで使用したエンジンを使用している。
北斗の拳のゲームというよりは北斗の拳のガワを龍が如くに被せたというイメージでOKです。キャラ、世界観などは北斗の拳、やれることやストーリーの進み方などはいつもの龍が如くという感じ。
評価
5/10点
良い点
龍が如くと北斗の拳の融合がここまでマッチングするとは思ってなかった。と言っても一人の女を巡る男の争いなど類似点があったがそれが見事なまでにマッチングしている。
特に声優陣は素晴らしいの一言で、黒田さんのケンシロウはこれからも見たいと思った。それぞれかなりキャラと声は合っていたと思う。
・キャラクター、世界観
原作キャラはもちろんのこと今作オリジナルキャラもいい味出していた。
世界観も荒廃した世界に夢のような街エデンとして活気のある街が描けていると思った。
・戦闘(ここではプラス部分のみ)
秘孔を突いて奥義に繋げる北斗の拳らしいアクションを堪能出来たことは良かった。
奥義は再現度が高いと思ったしワクワクした。
・グラフィック
いつもの龍が如くのリアル志向(リアルではない)からトゥーンレンダリングのようなアニメ調になっている。キャラもモデリングなどかなりよく出来ていて北斗の拳の世界観を壊してなかった。
ちょっと表情や仕草が硬いが絵的によく出来ていたので高評価。
・あべしボイス
これが物凄くよかった。全国のカラオケ店で募集したあべしボイスを設定でONにしておくと奥義が決まったあとなどにザコが死ぬと流れるのだが、みんな個性が爆発していて面白い。このゲームで一番笑ったかも
・アップデート
自分はアップデートが全て適応された後にプレイしたが、スティックのみで走れることや奥義のQTE回避などプレイの根本に関わる部分が改善されていたのはよかった。
マイナス点
・シナリオの完成度の低さ
シナリオ、演出は龍が如くのシナリオを書いている横山さんが書いているのだが、彼が書くということは最終章でのいきなりぶち込んでくるどんでん返しがあるということは想像出来ると思います。味方だと思ってたのに〜!というキャラが裏切り、実は昔こんなことがあって〜と長い会話シーンが始まりますが今回もそのパターンでした。毎回毎回同じようなシナリオを書くのも凄いですがそれでOKを出すのもどーなのかな。しかも今回は動機が薄い。かなりショボかった。
オリジナルストーリーをやることには大賛成です。原作をずっとなぞるようなシナリオなら漫画やアニメを見ればいいので。
今回は龍が如くという呪縛から解放させることも出来たはずなのに龍が如くのシナリオをそのままトレースしたようなシナリオだったことが残念です。
ユリア、サウザー、ラオウの扱いの雑さには驚きました。特にユリアはヒロインなのに出番あれだけか、、と。
・細かいストレスが重なり面倒になる戦闘
良い点でも挙げた戦闘ですが中盤から後半にかけてザコ戦の長さや一部敵の攻撃力の高さ、奥義のめんどくささなどが際立ち戦闘がだるくなってしまいました。ジャスト秘孔など戦闘を短縮する方法もありますが、秘孔を突くモーションに入った瞬間敵に攻撃されることがあったり色々ストレスが溜まります。
何回も北斗神拳を見ることになり、奥義を使うことを前提とした敵の体力が設定されているため一度の戦闘で何度も奥義の演出を見なければならない。15秒近くあるので戦闘が長引く。
R1のロックオンがほとんど機能してないため明後日の方向を向いていたりする。ザコに囲まれるとすぐにボコられるので走り回り倒すという北斗の拳のイメージとはかけ離れた戦闘を強いられることになる。
R1のロックオンに関してだが、タイマン戦でロックオンしてもカメラは自分で動かさなきゃいけないため右スティックを触る時間が長い。×ボタンで回避したいときにカメラ操作が必要だったりするのはストレスだった。
昔から龍が如くのロックオンについてはストレスだったが改善されないのは残念。
・ストレスの溜まる痒いところに手が届かない部分の多さ
①荒野関連
今作ではエデンという街以外に荒野に出ることが出来る。しかしこの荒野関連のシステムは雑の一言。まずファストトラベルするための人物のところに行くと画面が暗転、会話、ファストトラベル、暗転の順番になる。ファストトラベルするために結構面倒な手順を踏まなくてはいけない。ミニマップも見にくくメニュー画面を開いて確認していた。
車から降りる、乗るもいちいち演出が入るためこの演出いらない!と何度も思った。
荒野で素材を集めるミッションがあるが目的地に行く→解決策が分からない→エデンに戻る→素材を集める→エデンに戻りカスタマイズするというただプレイ時間をカサ増ししてるだけのように思えるミッションなど面倒と思うことが多かった。
②エデン内でダッシュ出来ない
ダッシュがないためエデン内でザコに絡まれ階段などの移動が遅くなる部分だと戦闘になる。戦闘が面倒なのは上で説明したためはやく通り抜けたいのだが戦闘しなければならない。
③ロードの多さ
極のエンジンを使用しているため建物に入るたびにロードが入る。余りにも頻繁に入るロードは萎える。
④テンポの悪い会話
会話シーンは○ボタンで進めることが出来るがキャラのモーションなどで進められない部分がありテンポが悪い。会話が多いのでいちいち長いしテンポ悪いしのダブルコンボだった。
⑤甘いキサナと調子が良すぎるジャグレ
エデンを統治する聖女キサナはとある事件を起こした人物を何のお咎めもなく解放したり街の統治者として甘すぎる。ケンシロウに対しては公開裁判などやらせたくせに事件を起こしたやつには甘かったりとよくわからない。
ジャグレは衛兵隊長なので最初問題を起こしたケンシロウを敵視するのは分かるが問題が解決すると相棒〜と寄ってくるがあまりに調子のいい奴で頭に???が浮かんだ。ラスト、どんでん返しがあるがその後の様子を見ていると何もなかったように過ごしていて驚いた。まぁゲームだしって言われたらそれまでだがあまりいい印象ではない。
⑥謎の秘孔を突く場面
ケンシロウがエデンに入るとき周りの人間の秘孔を突きアイテムをもらうというくだりがあるがあのシーンが本当にいるのか疑問。あのような場面はそれ以降メインストーリーでは出てこないし、面白いとも感じなかった。序盤の展開の遅さは異常で、メインの進行ど同時にミニゲームを入れ込んでくるのでメインが全然進まない印象でした。龍が如くもミニゲームをやりたいと思うタイプじゃないのでいちいちミニゲームをメインの進行に入れてくるのはやめてほしい。
・PS4pro非対応
龍が如く極2もそうでしたが、北斗が如くもPROには非対応でした。
龍が如くスタジオにPROが対応出来ない訳はないと思いますが残念です。
総評
厳しいことも言いましたが結構期待していた分クオリティの低さが残念でした。
旧世代、PS3、xbox360時代のゲームをプレイしている感覚に近かったです。やりたかったんだけど時間なくて出来なかったゲームを後から買いプレイするとうーん、なんだかなって思う感じです。
自分は6000円くらいで購入しましたが発売日に定価近くで購入してたらより低評価だった気がします。突貫工事で作った感がハンパなくもう少し時間があれば洗練出来たのではと思う部分が多かったです。その多くの部分が細かいストレスにあたる部分だったのでより残念な仕上がりに感じました。
○○が如くという龍が如くの派生作品をこれからも作っていくのかは分かりませんが正直もう期待出来ないです。
龍が如く0にハマり龍が如くシリーズに手を出してきましたがこのレベルのゲームなら発売日に買わなくてもいいかなと思ったのが今回、北斗が如くをクリアしたときの正直な感想です。
GOD OF WAR 感想
4月20日にPS4独占で発売されたゴッドオブウォーの感想、レビューです。
自分のゴッドオブウォーに対するテンションですがぶっちゃけさほど高くない状態でした。
PS3で出た1,2のHDリマスター、PS4のゴッドオブウォー3リマスタードぐらいです。
アセンションは全くやったことない&PSPの2作もプレイ経験はないです。
海外の人がクレイトスを見てうぉぉぉぉぉ!と大歓喜する場面を見てちょっとテンションに差があるなーと思っていましたが、E3 2016でゴッドオブウォーが全く新しくなり発表されたときは期待大になったのを覚えています。
さて、今回の作品ですが今までのゴッドオブウォーの話は引き継ぐものの、ギリシャ神話から北欧神話へ、ゲームプレイも俯瞰カメラからTPS視点への変更となりました。
クレイトス自身も子供を持つ親となりSIEお得意のバディーゲームとして発売されました。
PS4が発売してからゴッドオブウォーの新作はこれが始めてなのかびっくりです。
これからある程度の早さで出てくれた嬉しい。
評価
10/10点
PS4を持ってるならかなりオススメ!
良かった点
・シリーズのリブート
これまでのクレイトスの設定は引き継ぎつつ新しいゲーム性、ストーリー、世界観にした部分は素晴らしいと思った。
・ストーリー
今回のストーリーは亡き妻の遺灰を世界で一番高い山から巻くこと。ここは一切ぶれず進みます。
その中でクレイトスと息子のアトレウスの親子の物語が大きくフォーカスされています。
クレイトスとアトレウスは親子であるにもかかわらずそこまで仲良くない(微妙な距離感)がクレイトス、アトレウスの態度や会話から分かります。わざわざカットシーンで関係性を説明せずともすんなりと2人の距離感が分かる部分はかなり良く出来ていました。
クレイトスは過去との決別、アトレウスは成長。この2つがうまく重なり素晴らしいシナリオになっていた。
また、ラストオブアス、映画で言えばローガンの親子、擬似親子ストーリーで個人的にかなり好きなジャンルなので物凄く楽しませてもらいました。
・ワンカット
ゲームをスタートした時点(メニューからずっと)からワンカットで進む。カットシーンのワンカットは小島監督がMGSVで行なっていたが、あれはカットシーンのみ。でゴッドオブウォーはカットシーン+ゲームプレイの全てをワンカットで終わらせている。素晴らしい見せ方の一言で終わらせるのがもったいないが、映画で全編ワンカットで進めるのが難しいと言われている中、ゲームでそれを成し遂げるのが素晴らしい。(映画は2時間ほどだが、ゲームは15時間ほど)
編集とか凄い大変だったんだろうなって心底思いました。
・キャラクター
主人公のクレイトス、息子のアトレウスやその他キャラが出てくるが出てくるキャラ全てが魅力的に思えた。
・ゲームシステム
今までのゴッドオブウォーは無双のようなタイプだったが今回はリヴァイアサンという斧を投げたりぶん回して戦います。ビハインドビュー(TPS視点)となり固定カメラを使用していた過去作とだいぶ違う形になっている。しかし、プレイし始めればこれがゴッドオブウォーだと実感出来るのがとてもよかった。
ダークソウルシリーズのような駆け引きが重要となる戦闘になっており従来のシステムからかなり進化していると思う。
ストーリーを進めればクレイトスお馴染みの"あれ"も使うことが出来る。
また、アトレウスとの共闘も今までにない新鮮さを感じることが出来た。
・映像美
PS4PRO、4K HDRテレビでプレイすると最高。今年発売されたゲームで今のところ一番綺麗だと思います。
微妙に感じた部分
・成長システム
わかりづらい。もう少しわかりやすくしてほしい。
・中盤の中だるみ
この手のゲームに多い目的地に行くまで様々な回り道をしなければならないがへぇ〜なんで?ってなる部分があった。あちこち旅するのはいいのだがまだどっか寄り道するの…と思ってしまった箇所があった。
・固有名詞の多さ
今作は北欧神話をベースに作られているので登場人物(会話の中のみ)が多い。実際に出てくる人物はそこまで多くないものの話のスケールが大きく会話の中のみ出てくるキャラがいるのでこんがらがる部分があった。
・まだ続くストーリー
このシリーズは毎回途中で終わると言われてますが今回も最初の目的を達成したところで終わります。世界観が大きいため全てが解決すると思ってプレイしていた人からすれば肩透かしを食らう部分もあると思います。
総評
PS4が発売して4年ほど経ちましたが、4年経つまでゴッドオブウォーが発売されなかったのは驚きでした。しかし出てきた物が素晴らしく高い完成度でありゴッドオブウォーの凄さ、サンタモニカスタジオのスタッフのレベルの高さを実感しました。
今後もこの世界観をベースに展開していくと思いますが次回作がますます楽しみになっています。PS4も持っている人にはかなりオススメの作品だと思います!
Steamサマーセール 購入したタイトル
7/5で終わるSteamのサマーセールですがあれもこれも欲しくなりどんどん積みそうな予感でしたので2つのゲームのみで終わらせました。
まずは
Hellblade:Senua’s Sacrifices です。
1700円ちょいで買いました。元々やりたいと思ってましたが日本国内版はなく機会を逃していたのでここらでやろうかなと。評価も高いですし楽しみです。
PC,PS4のタイトルでしたがxbox版も出て、まさかニンジャセオリーがMSファーストパーティのスタジオになるとは思いませんでした。
2つ目は、シルバー事件です。
グラスホッパーの須田51氏のグラスホッパー一作目のタイトルをHD化した物です。970円で買いました。
須田51の作品はキラー7、ノーモア1(PS3)、ダムド、ロリポップチェーンソー、キラーイズデッド、(LET IT DIE)も含めてプレイして来ましたがシルバー事件は初です。
PS4でもシルバー2425というタイトルで発売されましたがアドベンチャーゲームのHD版にフルプライスはキツイです。PS4で追加された25区はシルバー事件本体が面白かったら買おうと思います。
とりあえずこの2つを買いました。他にも色々買いたいゲームもありましたがキリがないのでやめました。
ガンガンクリアしていきたいと思います。
7月購入タイトル
もう7月。
買うタイトルは
7/13 オクトパストラベラー (Switch)
ぐらいでしょうか。
序盤の体験版が配信されていますがまだやってません。ドット絵時代自分の時代ではないですし思い入れはほとんどないのですが楽しみです。久々にSwitchで楽しみなタイトルです。
まだ買ってない戦場のヴァルキュリア4も早くやりたいです。Switch版もありかな?と思いましたが9/27ですからね〜
9月は地獄なのでそれまでに買いたいです。
〜現在プレイ中ゲーム〜
ライフイズストレンジ ビフォアザストーム
二ノ国2
E3 2018 感想(ソニー、任天堂)
先に行われたXBOXカンファでワールドプレミアやマルチ展開のタイトルを発表してあったのでソニーはPS4独占の4タイトルに非常に力を入れていました。
まず
・The Last of Us Part2
エリーが主人公、マルチあり
でトレーラーはゲームプレイを含めた11分ほどで会場がドン引きしてる感じの映像でした。
グロいから日本は絶対規制されそう
海外版に日本語入れて欲しい(笑)
・GHOST OF TSUSHIMA
元寇を舞台にしたサッカーパンチの新作。インファマスと全く違うゲームになっている。
実はカンファ当日の英語で観ていたら全然魅力的に感じなかったのですが、日本語が公開されるとめちゃくちゃ楽しみになりました。
ただ顔がちょっとなーという感じ
日本を舞台にしたオープンワールド。楽しみです。
・CONTROL
Remdyの新作。クォンタムブレイクっぽいから多分同じ会社だな!って見てたら本当に同じでした。
クォンタムブレイクみたいに空間を操り進めていく。空中に浮かべたりと進化してます。
ソニーカンファの新作では一番面白そうでした。
・バイオハザードRE2
バイオ2のリメイク。前に作ります!って言ってから音沙汰がなかったのでそろそろだと思ってたらキタ。
バイオ7と同じエンジンを使いながらプレイフィールは4からのビハインドビューでのバイオ2
プレイ動画も結構出ていてかなり怖そう
最近のカプコンはいいですよね、発売日発表も早く好感持てます。
・DEATH STRANDING
小島監督最新作。ノーマンリーダスらハリウッドの豪華キャストで送るゲーム。
とりあえずゲームプレイは出ましたが主人公サムが何かをずっと運んで歩いてるだけ。
しかしただ歩いてるだけではないそう。
小島監督が新しいゲーム性にチャレンジしているとのことなので楽しみです。
・marvel’s SPIDERMAN
ソニーが注力している4本のうちスパイダーマンだけ発売日が決定しているタイトル。
4Kで見たらかなり綺麗ですし、スパイダーマンのスーツがカッコイイ!
続いて任天堂
・DAEMON X MACHINA
アーマードコアのスタッフが作ってるらしい。(さほど興味がないので人の名前まで調べてないです。)
ロボットアクションゲーム
・ゼノブレイド2 黄金の国 イーラ
ゼノブレイド2の追加コンテンツのストーリー
まさかの500年前のイーラを舞台に冒険
パッケージ版も発売すると言うことである程度のボリュームがあると思います。
新しいマップ、戦闘、キャラなど楽しみです!
DLC版が9月14日
パッケージ版が9月21日です。
・ファイアーエムブレム 風花雪月
2018年発売予定だったファイアーエムブレム新作が2019年春に延期。
スイッチにしてはグラフィックも頑張ってると思います。結構期待しているので延期は仕方ないし、今年の後半はAAAタイトルの多さから延期はいい判断だと思います。
以上が気になったタイトル群です!
続いて感想
まずソニーカンファから。
ラストオブアスパート2のトレーラーだけの会場があり繋ぎをE3 2018カウントダウンの人たちがやっていたが参加しているので人たちは面白いと思うが全世界に配信されていることを考えるとあの会場移動はマイナスだと思う。移動するなら新作トレーラーとかで繋ぐとかして、変な会話を見せなくてもと思いました。
XBOXカンファに比べてワールドプレミアが減りタイトル自体も減ったと思います。
しかし、ソニーカンファで発表された新作はかなり楽しみですし現在の王者の風格がありました。
事前に予告されていた4本のタイトルについては、どうせならデイズ・ゴーンも入れてやれよ!と思いましたがデイズ・ゴーンは2019年2月22日発売とE3前に情報が来て驚きました。
ラストオブアス、ゴーストオブツシマ、デスストランティングに関しては発売時期が分からずイマイチでした。
映像自体物凄いモノなのですが発売時期が未定のものを見せられても待つのキツイよ…
任天堂のE3 2018ダイレクトの感想
うーん、スマブラに関しては全く興味がない人間からすると一番つまらない発表でした。
ファイアーエムブレム、ゼノブレイド2のDLCなど面白そうなタイトルはあったもののスマブラに尺取りすぎだと感じました。
スマブラなら単独ダイレクトで細部にわたって発表すればいいし今回スマブラがバズったようですが、単独ダイレクトのほうがバズると思います。
昨年発表したタイトルが行方不明だったりと去年あれだけ豊富なタイトルに溢れていたのに残念です。
正直、今年後半のスイッチには期待出来ないと思ってしまいました。
E3 2018の感想を3回に分けて書いてきましたが、良くも悪くも各社控えめな印象を受けました。
PS4、XBOX ONEが投入されて約5年が経ちますからそろそろ次世代機の噂が出てきそうですね。
以上がE3 2018の感想でした!