D’s Game Bolg

最近ゲームのレビューなどゲーム好きのブログ

We Happy Few act:1クリア

We Happy Fewのact:1であるアーサー編をクリアしました。

だいたいゲームプレイ的には今後も同じっぽいのでひとまずの感想を。

 

よかった部分としては、

このゲームの世界観は圧倒的に飛び抜けていると思います。新規IPでここまでぐっと引き込まれる世界観も珍しいかなと。

1960年代のイギリスで、JOYという薬を飲まないと追放される街。というぶっ飛んだ世界観ですがそれがかなりうまく表現されていると思います。この設定は今年のゲームの中でもトップクラスでワクワクする内容です。

そしてグラフィックもかなり好みです。4K HDRの鮮やかさがうまくカラフルであり暗い世界観とマッチしています。

ストーリーの求心力も結構あると思います。新聞の検閲の仕事をしているアーサーがダウナー(JOYという薬を飲んでない人)だとされ追放されるところからスタートし、第二次世界大戦後のイギリスで何が起こっているかや、アーサーの過去を知りながらプレイしていく形です。

ただ、いきなり専門用語がバンバン出てくるので結構戸惑いました。敵の種類にも名前が付いていてその名前でいきなり呼ばれたりするので頭に?が浮かぶことはあると思います。

街ではJOYを飲んでいる奴らばっかりいるのでダウナーだと疑われないように振舞ったり時にはJOYを服用して誤魔化したりしストーリーを進めていく部分も結構好きです。

JOYを服用すると副作用や、使い過ぎると気分が悪くなり逆に疑われたりするので使いどころが重要だと思いました。

 

遊んでいてここは改善して欲しいと思った部分は戦闘がかなりつまらないところとローカライズです。

ディスオナード風な一人称視点の近接戦なのですがめちゃくちゃつまらないです(笑)

わりと武器の種類はありますが殴るだけのように感じます。ステルスもさほど完成されてない印象でした。

ローカライズは日本語版を出してくれるのはありがたいです!しかし翻訳されてないところが目に付きます。

アーサー編のエンディングは翻訳されていません。最後の最後で字幕出ないじゃんってなりかなり萎えました。

また、字幕が画面のど真ん中に出る部分がありゲームプレイにかなり支障をきたしましたし、フレームも頻繁にドロップした印象でした。

今作はオープンワールドなのですがもっとコンパクトにしたほうがよかったのかなと感じ、使わない場所が多くただ歩き回ってるだけに思えました。スキルを取るまで街では走ることが出来ないので歩くのがだるく感じられもっとコンパクトでいいのに!とプレイ中何回も思いました。

 

海外レビューの評価が芳しくないのが肌で感じられるゲームだった気がします。

正直世界観、ストーリーの求心力で話題を集めてたゲームだと思うので世界観は充分味わったのでここから先をプレイするかは未定です。

MSがこの開発スタジオを買収したのがE3で明らかになりましたが、このようなゲームを出されても微妙ですしMSからすればWe Happy Fewの微妙な評価はまさかの事態なのではないかと思います。

とりあえずシーズンパスや今後の進化次第だなと感じました。

 

We Happy Few購入

8/10に発売&配信されたWe Happy Fewのxbox版を買いました。

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xbox版はone x対応で、4K HDR対応です。

また、Xbox Play Anywhere 対応なのでPCでもプレイ出来ます。

が、Steam版と比べて高い!

今回はデジタルデラックスエディション(本編+シーズンパス)のバージョンを買いました。

Steamだと9800円なのに、xboxストアだと11232円と1000円くらい高くなっており同じゲームなのに謎。なんですよね

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ゲームも数時間プレイしての感想はストーリーや世界観を楽しむゲームだと思います。

JOYという薬を飲まないと住民や警察から追われるゲームですが、最初はバイオショックっぽいのかな?と思いましたが戦闘はディスオナードに似ています。

グラフィック、世界観がドンピシャなのでクリアまでプレイしますが戦闘は今のところかなり大味。またフレームドロップも頻繁にあり、プレイ出来ないというほどではないです。

あと翻訳ですがたまにおかしいところはありますが支障が出るほどではない。という感じです。

まだ序盤だと思うのでここからのストーリーに期待します。

 

 

 

 

 

全機種持ちの嬉しい悲鳴

オクトパストラベラーはもう終わりそうです。

かなり好きな作品ですが、ぶっちゃけ後半は飽きが少しづつ来てました。詳しくはレビューで書きます。

先週発売したサガスカーレットグレイスもぼちぼち進めてます。ウルピナで始めてそろそろ終わるかな?って感じでまだ3人残ってる(笑)

RPGからダンジョンと町を廃してボリュームあるの?って思われる方いると思うんですがボリュームハンパないです(笑)

戦闘は一手一手考えて行動しないとすぐ全滅するので頭使いますし疲れます。だからゆっくり進めようかなと。

話は変わって8/8本日からPS+のディスカウントでマフィア3が100円で購入出来るようになってます。マフィア3はすごい楽しみにしてた分海外レビューの評判やバグが多いということもあってスルーしてたのですが買いました。

60年代の雰囲気好きなので当分こっちをメインで進めようと思います。

割とセールの常連でしたしずっとタイミングを見計らっていたのでこのディスカウントは嬉しいですね。

あとxboxのベセスダセールでフォールアウト4GOTYとスカイリムSEのセットを買いました。2つで4000円ぐらいでした。

こっちはちょろっと遊ぶくらいだと思うんですがフォールアウト4はDLCをプレイしてなかったので買い、スカイリムはPS3以来で4K対応でどこまで綺麗になっているかの確認ぐらいです。

あとxbox one版は様々なMODを入れることが出来るのでMOD入れて遊ぼうと思います。

 

こんな感じでSwitch、PS4xbox oneと色々買いましたがある程度終わらせて怒涛の9月に入っていきたいと思います。

二ノ国2 レヴァナントキングダム 感想

2018年3月23日に発売した二ノ国の続編、二ノ国2レヴァナントキングダムのレビューです。

数々のヒット作を送り出しているレベル5の作品。

度重なる延期の末やっと3月に発売しましたが、私はコンプリートエディションを購入しました。

PS4Pro対応、アニメ調のゲームタイトルには珍しくHDRに対応しています。

 

評価

8.5/10点

 

良い点

ジブリ調のグラフィック

二ノ国2の一番の特徴はやはりスタジオジブリを彷彿とさせるグラフィック。このアートデザインは素晴らしいと思いました。ジブリの世界を自分で動かしているのが新鮮で、毎回新しい街に行くのが楽しみになりました。場所ごとの雰囲気もかなり違っていて次はどんな所に行くのかな?という楽しみに繋がっていた。

 

アクション

前作のコマンドRPGから今作はアクションRPGに変化している。このアクションの手触りが素晴らしくこの変更は正解だったと思います。

コマンドRPGを続編でアクションRPGにすると失敗する作品が多々ある中でしっかりとアクションしていて、スキルを使うと無双のような爽快感があるためMPを貯めてスキルという一連の流れが上手く出来ている。

通常攻撃を剣で敵を切っている感覚があるためバトルするのが楽しいとずっと思いながらプレイすることが出来た。

回復アイテムの一回のバトルでの使用に制限があるためバランスがかなり上手く取られていると感じた。

 

キングダムモード

主人公のエバンが自分の国を作っていくキングダムモードというモードがあるのだがこれの完成度が高い。お金を集めて色々な施設を作り、そこに適正な人を配置しガンガン国を大きくしていくモードなのだがあれこれどんどん国を広げていきたくなるシステムだった。サブクエストなどで人材を集めてその人を配置するため必然的にサブクエをやるのでキングダムモードを進めるとサブクエなども進めるため横の上手い繋がりを感じた。

サブクエクリアやスカウトを自分で行うので新しい人材を確保、育成する楽しみもある。

 

音楽

久石譲さんの音楽は素晴らしい。一部ドラクエか?と思う曲もあったが。

 

マイナス点

ストーリー

日野社長自らストーリーを書いているのだがストーリーがダイジェストのように淡々と進む。

国を追い出されたエバンが一ノ国から来たロウランと共に新しい国を作り、他国と同盟を結び二ノ国を一つにするというのが大枠のストーリーなのだが、一ノ国で大統領であるロウランは戦争で自分の国が破壊されたところで転送され二ノ国にやってくる。しかし、すぐに出会うエバンと行動するのだがロウランが一ノ国について葛藤する場面はないし、協力しつつ一ノ国に帰る方法を模索するということをしないため、大統領だったのに全く気にしてないの?って疑問に思った。

水をモチーフにした国でセシリウスと女王と出会い問題解決に協力するのだが問題が解決したら女王とセシリウスが結婚云々の話がありそれまで暇だから一緒に行ってあげなとなりセシリウスが仲間になるのだが、?が頭に浮かんだ。

かなりご都合主義で進むので幼稚に思うしツッコミたくなる。

エバンとロウランはかなり強い絆で結ばれてるのが分かるが他のメンバーとの交流はメインストーリーのみなのでパーティメンバーの掘り下げがなかったのが残念。

 

進軍バトル

エバンが自らの軍を進軍させる進軍バトルというミニゲームがあるが面白くない。

剣、槍、弓、ハンマーなどハンマーには剣という形で弱点を上手くついて軍を進軍させていく。

メインストーリーで強制させられるため必然的にどこかで軍のレベルを上げなければならない。

進軍バトルでしか軍のレベルは上がらないので面倒だがやらなきゃいけないようにするのはマイナス。

 

シナリオのボイスなど

ムービーシーンにすればいいじゃん!って感じる棒立ち会話シーンが多すぎる。

ボイスが入るシーンも限られているため壮大な世界観なのにストーリーがしょぼく感じる。

実際しょぼいと思った。

 

サブクエ

つまらない。あれやれこれやれのオンパレード。一国の王に対してこいつらなんなんと感じる場面も多かった。人を集めるただの作業。

 

UI関連

使いづらい部分がある。

 

 

総評

かなりの時間とお金、人を使ったと思うが壮大な世界観に比べてストーリーがしょぼく感じた。全体的にクオリティは高い分詰めの甘さを感じ作品でした。

コンプリートエディションにシーズンパスがついていたが配信時期が2018年冬と2019年初頭でかなりピークを過ぎてからの配信なのが残念。

アクションRPGとして高い水準のゲームなのでRPG好きならオススメです。

8月購入予定タイトル

8月購入予定タイトルは

8/2のサガスカーレットグレイス

のみです。

 

8/10にSteamでWe Happy Fewというゲームが発売されますがまだ日本語対応されるか分からないのでされたらそれも追加で買います。

 

オクトパストラベラーや二ノ国2をまだクリアしてないのでそこらへんもクリアしたいです。

PS4PRO 買い替えの巻〜

7月20日に発表になりました、9月7日発売のPlayStation 4 Pro Marvel’s Spider-man Limited Editionを買うことにしました。

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今使ってるPS4Proは発売日に買ったものなので約2年くらい使ったのかな、頑張ってくれました。

今までのPS4Proの限定版はそれほどそそられるデザインがなかったんですが、今回のスパイダーマンはかなり好みのデザインなので日本での発表がされた瞬間即決でこれ買おうと決め通販を張ってました(笑)

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値段は税抜きで46980円で税入れると約5万くらいで買えます。

通常のPS4Proが48578円(税入り)なのでプラス2000円くらいで買えるのは大特価だと思いました。てか、$399なのに日本だと44980円+税なのが謎ですが(笑)

 

スパイダーマンのパッケージとシーズンパスがついてこの値段だし割とお得だと思います。

スパイダーマンのシーズンパス込みのデジタルデラックス版は9612円なので普通ならば48578円+9612円なのでここまでお得だと嬉しいですよね。

9月7日に届くのが楽しみです。

 

 

 

ライフイズストレンジ ビフォアザストーム 感想

6月に発売されたライフイズストレンジのスピンオフ「ライフイズストレンジ ビフォアザストーム」の感想です。

まず、今作はライフイズストレンジ1(2の発表がすでにされているのでここでは分かりやすく1とする)を製作したフランスのDONTNOD Entertainmentではなく、Deck Nine Gamesというスタジオが製作している。

 

評価

6/10点

 

 

良い点

キャラ

前作のライフイズストレンジは2016年に発売されたゲームの中でもかなり出来が良く、キャラやブラックウェルの舞台が上手く機能していたため、その中心にいたキャラであるクロエと再会出来たことは素晴らしい。またどのようにクロエがグレていくかの過程も見事に表現しており、マックスがいなくなりレイチェルと仲良くなるものの失踪…と何かと事件に巻き込まれる体質を持っているクロエを上手く表現していた。

グラフィック

グラフィック的成長はさほど感じなかったが一発でこれはライフイズストレンジだ!となる特徴的なグラフィックはかなり好み。

バックトーク

今回は前作と違いより現実に近いアドベンチャーゲームとなっている。マックスが持っていた時間を巻き戻す能力をクロエは使えないので、クロエの自慢?の口喧嘩が出来るようになっている。相手の言ったことに上手く反論して優位に進めることが出来るがこれが思ったより上手く作られていた。

ローカライズ

スクエニローカライズが素晴らしい。声優さんの演技も素晴らしい。クロエの日記など細かいところもきちんとしているので雰囲気がよく出ている。

 

 

マイナス点

アドベンチャーとしての面白さ

日本での発売は欧米より遅れたのでこの感情は日本人だけが持つかもしれないが、直前にデトロイトをプレイしているとやはりクォリティの差を感じてしまう。

音楽

前作のライフイズストレンジはライセンス曲などの音楽の使い方が絶妙で素晴らしかったが、今作ではそれをあまり感じることが出来なかった。

 

 

総評

ライフイズストレンジが楽しめた。という人なら買って損はないと思います。

オクトパストラベラー ファーストインプレッション

7月13日に発売したSwitchのRPGオクトパストラベラーのファーストインプレッション。

一応全ての主人公の一章をプレイしレベル上げをし二章に進もうとしているところです。

プレイ時間は17時間ほどで各キャラLV20くらいにはなりました。

最初に選んだ主人公はトレサでした。商人ということでお金が溜まりやすいと思ったので。

トレサから反時計回りでサイラス、オフィーリア、ハンイット、テリオン、アーフェン、プリムロゼ、オルベリクと進めていきました。

 

オフィーリアのボスが一番苦戦しましたがそれ以降は結構すんなり進んでいき最後の2人はレベルが二桁行かないところでクリアしてしまいました。

一章までの感想ですがまずはグラフィックがすごいです。HD-2Dと名乗っていましたがFF6以降もFFなどがスーファミで作られていればこのような進化の方向性もあったのかなと感じさせる出来栄えです。

このドット絵が全て。みたいな評価ではなく新規IPとしてこのようなゲームが生まれたことが嬉しいです。

巷で色々グラフィックの進化について様々な人が言ってますが別にFFはFF。オクトパスはオクトパス。として別軸で考えなきゃと思います。

自分は世代的に3Dが主流になり3Dゲームを多くプレイしてきましたがドット絵のゲームも面白いじゃんと再認識しました。

次にバトルですが、敵が特定の攻撃、属性のWEAKを持っているのでWEAKを狙いバリアを剥がしていくタイプのバトルです。

サイラスというキャラの特性で予習というものがありこれにより初見の敵でも1つはWEAKが表示されるのでプレイしやすかったです。

バトルも結構面白く油断してると死にます。きちんとWEAKを狙っていかなきゃいけないのでボタン連打したい人に向いてないかもしれないです。

ストーリーはまだ導入部分ですがある程度は面白そうな予感です。

ここまでプレイしてどっぷりハマり久々に時間を忘れてプレイしているので今後の展開が楽しみです。

北斗が如く 感想

2018年3月8日に発売した北斗が如くの感想です。

購入したのは7月に入ってからで、プレイ時間は12時間ほど。

龍が如くで有名な龍が如くスタジオが開発を担当。エンジンはPS4世代用に作られたドラゴンエンジンではなく、極などで使用したエンジンを使用している。

北斗の拳のゲームというよりは北斗の拳のガワを龍が如くに被せたというイメージでOKです。キャラ、世界観などは北斗の拳、やれることやストーリーの進み方などはいつもの龍が如くという感じ。

 

評価

5/10点

 

 

良い点

龍が如く×北斗の拳

龍が如く北斗の拳の融合がここまでマッチングするとは思ってなかった。と言っても一人の女を巡る男の争いなど類似点があったがそれが見事なまでにマッチングしている。

特に声優陣は素晴らしいの一言で、黒田さんのケンシロウはこれからも見たいと思った。それぞれかなりキャラと声は合っていたと思う。

 

・キャラクター、世界観

原作キャラはもちろんのこと今作オリジナルキャラもいい味出していた。

世界観も荒廃した世界に夢のような街エデンとして活気のある街が描けていると思った。

 

・戦闘(ここではプラス部分のみ)

秘孔を突いて奥義に繋げる北斗の拳らしいアクションを堪能出来たことは良かった。

奥義は再現度が高いと思ったしワクワクした。

 

・グラフィック

いつもの龍が如くのリアル志向(リアルではない)からトゥーンレンダリングのようなアニメ調になっている。キャラもモデリングなどかなりよく出来ていて北斗の拳の世界観を壊してなかった。

ちょっと表情や仕草が硬いが絵的によく出来ていたので高評価。

 

・あべしボイス

これが物凄くよかった。全国のカラオケ店で募集したあべしボイスを設定でONにしておくと奥義が決まったあとなどにザコが死ぬと流れるのだが、みんな個性が爆発していて面白い。このゲームで一番笑ったかも

 

・アップデート

自分はアップデートが全て適応された後にプレイしたが、スティックのみで走れることや奥義のQTE回避などプレイの根本に関わる部分が改善されていたのはよかった。

 

マイナス点

・シナリオの完成度の低さ

シナリオ、演出は龍が如くのシナリオを書いている横山さんが書いているのだが、彼が書くということは最終章でのいきなりぶち込んでくるどんでん返しがあるということは想像出来ると思います。味方だと思ってたのに〜!というキャラが裏切り、実は昔こんなことがあって〜と長い会話シーンが始まりますが今回もそのパターンでした。毎回毎回同じようなシナリオを書くのも凄いですがそれでOKを出すのもどーなのかな。しかも今回は動機が薄い。かなりショボかった。

オリジナルストーリーをやることには大賛成です。原作をずっとなぞるようなシナリオなら漫画やアニメを見ればいいので。

今回は龍が如くという呪縛から解放させることも出来たはずなのに龍が如くのシナリオをそのままトレースしたようなシナリオだったことが残念です。

ユリア、サウザーラオウの扱いの雑さには驚きました。特にユリアはヒロインなのに出番あれだけか、、と。

 

・細かいストレスが重なり面倒になる戦闘

良い点でも挙げた戦闘ですが中盤から後半にかけてザコ戦の長さや一部敵の攻撃力の高さ、奥義のめんどくささなどが際立ち戦闘がだるくなってしまいました。ジャスト秘孔など戦闘を短縮する方法もありますが、秘孔を突くモーションに入った瞬間敵に攻撃されることがあったり色々ストレスが溜まります。

何回も北斗神拳を見ることになり、奥義を使うことを前提とした敵の体力が設定されているため一度の戦闘で何度も奥義の演出を見なければならない。15秒近くあるので戦闘が長引く。

R1のロックオンがほとんど機能してないため明後日の方向を向いていたりする。ザコに囲まれるとすぐにボコられるので走り回り倒すという北斗の拳のイメージとはかけ離れた戦闘を強いられることになる。

R1のロックオンに関してだが、タイマン戦でロックオンしてもカメラは自分で動かさなきゃいけないため右スティックを触る時間が長い。×ボタンで回避したいときにカメラ操作が必要だったりするのはストレスだった。

昔から龍が如くのロックオンについてはストレスだったが改善されないのは残念。

 

・ストレスの溜まる痒いところに手が届かない部分の多さ

①荒野関連

今作ではエデンという街以外に荒野に出ることが出来る。しかしこの荒野関連のシステムは雑の一言。まずファストトラベルするための人物のところに行くと画面が暗転、会話、ファストトラベル、暗転の順番になる。ファストトラベルするために結構面倒な手順を踏まなくてはいけない。ミニマップも見にくくメニュー画面を開いて確認していた。

車から降りる、乗るもいちいち演出が入るためこの演出いらない!と何度も思った。

荒野で素材を集めるミッションがあるが目的地に行く→解決策が分からない→エデンに戻る→素材を集める→エデンに戻りカスタマイズするというただプレイ時間をカサ増ししてるだけのように思えるミッションなど面倒と思うことが多かった。

②エデン内でダッシュ出来ない

ダッシュがないためエデン内でザコに絡まれ階段などの移動が遅くなる部分だと戦闘になる。戦闘が面倒なのは上で説明したためはやく通り抜けたいのだが戦闘しなければならない。

③ロードの多さ

極のエンジンを使用しているため建物に入るたびにロードが入る。余りにも頻繁に入るロードは萎える。

④テンポの悪い会話

会話シーンは○ボタンで進めることが出来るがキャラのモーションなどで進められない部分がありテンポが悪い。会話が多いのでいちいち長いしテンポ悪いしのダブルコンボだった。

⑤甘いキサナと調子が良すぎるジャグレ

エデンを統治する聖女キサナはとある事件を起こした人物を何のお咎めもなく解放したり街の統治者として甘すぎる。ケンシロウに対しては公開裁判などやらせたくせに事件を起こしたやつには甘かったりとよくわからない。

ジャグレは衛兵隊長なので最初問題を起こしたケンシロウを敵視するのは分かるが問題が解決すると相棒〜と寄ってくるがあまりに調子のいい奴で頭に???が浮かんだ。ラスト、どんでん返しがあるがその後の様子を見ていると何もなかったように過ごしていて驚いた。まぁゲームだしって言われたらそれまでだがあまりいい印象ではない。

⑥謎の秘孔を突く場面

ケンシロウがエデンに入るとき周りの人間の秘孔を突きアイテムをもらうというくだりがあるがあのシーンが本当にいるのか疑問。あのような場面はそれ以降メインストーリーでは出てこないし、面白いとも感じなかった。序盤の展開の遅さは異常で、メインの進行ど同時にミニゲームを入れ込んでくるのでメインが全然進まない印象でした。龍が如くミニゲームをやりたいと思うタイプじゃないのでいちいちミニゲームをメインの進行に入れてくるのはやめてほしい。

 

・PS4pro非対応

龍が如く極2もそうでしたが、北斗が如くもPROには非対応でした。

龍が如くスタジオにPROが対応出来ない訳はないと思いますが残念です。

 

 

総評

厳しいことも言いましたが結構期待していた分クオリティの低さが残念でした。

旧世代、PS3xbox360時代のゲームをプレイしている感覚に近かったです。やりたかったんだけど時間なくて出来なかったゲームを後から買いプレイするとうーん、なんだかなって思う感じです。

自分は6000円くらいで購入しましたが発売日に定価近くで購入してたらより低評価だった気がします。突貫工事で作った感がハンパなくもう少し時間があれば洗練出来たのではと思う部分が多かったです。その多くの部分が細かいストレスにあたる部分だったのでより残念な仕上がりに感じました。

○○が如くという龍が如くの派生作品をこれからも作っていくのかは分かりませんが正直もう期待出来ないです。

龍が如く0にハマり龍が如くシリーズに手を出してきましたがこのレベルのゲームなら発売日に買わなくてもいいかなと思ったのが今回、北斗が如くをクリアしたときの正直な感想です。

 

GOD OF WAR 感想

4月20日PS4独占で発売されたゴッドオブウォーの感想、レビューです。

自分のゴッドオブウォーに対するテンションですがぶっちゃけさほど高くない状態でした。

PS3で出た1,2のHDリマスター、PS4ゴッドオブウォー3リマスタードぐらいです。

アセンションは全くやったことない&PSPの2作もプレイ経験はないです。

海外の人がクレイトスを見てうぉぉぉぉぉ!と大歓喜する場面を見てちょっとテンションに差があるなーと思っていましたが、E3 2016でゴッドオブウォーが全く新しくなり発表されたときは期待大になったのを覚えています。

さて、今回の作品ですが今までのゴッドオブウォーの話は引き継ぐものの、ギリシャ神話から北欧神話へ、ゲームプレイも俯瞰カメラからTPS視点への変更となりました。

クレイトス自身も子供を持つ親となりSIEお得意のバディーゲームとして発売されました。

PS4が発売してからゴッドオブウォーの新作はこれが始めてなのかびっくりです。

これからある程度の早さで出てくれた嬉しい。

 

評価

10/10点

PS4を持ってるならかなりオススメ!

 

 

良かった点

・シリーズのリブート

これまでのクレイトスの設定は引き継ぎつつ新しいゲーム性、ストーリー、世界観にした部分は素晴らしいと思った。

・ストーリー

今回のストーリーは亡き妻の遺灰を世界で一番高い山から巻くこと。ここは一切ぶれず進みます。

その中でクレイトスと息子のアトレウスの親子の物語が大きくフォーカスされています。

クレイトスとアトレウスは親子であるにもかかわらずそこまで仲良くない(微妙な距離感)がクレイトス、アトレウスの態度や会話から分かります。わざわざカットシーンで関係性を説明せずともすんなりと2人の距離感が分かる部分はかなり良く出来ていました。

クレイトスは過去との決別、アトレウスは成長。この2つがうまく重なり素晴らしいシナリオになっていた。

また、ラストオブアス、映画で言えばローガンの親子、擬似親子ストーリーで個人的にかなり好きなジャンルなので物凄く楽しませてもらいました。

・ワンカット

ゲームをスタートした時点(メニューからずっと)からワンカットで進む。カットシーンのワンカットは小島監督がMGSVで行なっていたが、あれはカットシーンのみ。でゴッドオブウォーカットシーン+ゲームプレイの全てをワンカットで終わらせている。素晴らしい見せ方の一言で終わらせるのがもったいないが、映画で全編ワンカットで進めるのが難しいと言われている中、ゲームでそれを成し遂げるのが素晴らしい。(映画は2時間ほどだが、ゲームは15時間ほど)

編集とか凄い大変だったんだろうなって心底思いました。

・キャラクター

主人公のクレイトス、息子のアトレウスやその他キャラが出てくるが出てくるキャラ全てが魅力的に思えた。

・ゲームシステム

今までのゴッドオブウォーは無双のようなタイプだったが今回はリヴァイアサンという斧を投げたりぶん回して戦います。ビハインドビュー(TPS視点)となり固定カメラを使用していた過去作とだいぶ違う形になっている。しかし、プレイし始めればこれがゴッドオブウォーだと実感出来るのがとてもよかった。

ダークソウルシリーズのような駆け引きが重要となる戦闘になっており従来のシステムからかなり進化していると思う。

ストーリーを進めればクレイトスお馴染みの"あれ"も使うことが出来る。

また、アトレウスとの共闘も今までにない新鮮さを感じることが出来た。

・映像美

PS4PRO、4K HDRテレビでプレイすると最高。今年発売されたゲームで今のところ一番綺麗だと思います。

 

微妙に感じた部分

・成長システム

わかりづらい。もう少しわかりやすくしてほしい。

・中盤の中だるみ

この手のゲームに多い目的地に行くまで様々な回り道をしなければならないがへぇ〜なんで?ってなる部分があった。あちこち旅するのはいいのだがまだどっか寄り道するの…と思ってしまった箇所があった。

・固有名詞の多さ

今作は北欧神話をベースに作られているので登場人物(会話の中のみ)が多い。実際に出てくる人物はそこまで多くないものの話のスケールが大きく会話の中のみ出てくるキャラがいるのでこんがらがる部分があった。

・まだ続くストーリー

このシリーズは毎回途中で終わると言われてますが今回も最初の目的を達成したところで終わります。世界観が大きいため全てが解決すると思ってプレイしていた人からすれば肩透かしを食らう部分もあると思います。

 

 

総評

PS4が発売して4年ほど経ちましたが、4年経つまでゴッドオブウォーが発売されなかったのは驚きでした。しかし出てきた物が素晴らしく高い完成度でありゴッドオブウォーの凄さ、サンタモニカスタジオのスタッフのレベルの高さを実感しました。

今後もこの世界観をベースに展開していくと思いますが次回作がますます楽しみになっています。PS4も持っている人にはかなりオススメの作品だと思います!