スーパーマリオオデッセイ
今年の1月にNintendo switchの発表会がありそこで発表された3Dマリオの最新作。
箱庭形式のマップを進んでいく形はスーパーマリオサンシャイン以来。WiiUの3Dワールドは3Dマリオと言っても4人プレイのマルチを推していた作品なので1人でガッツリというタイプは久しぶり。Switchのジョイコンを分けて2人プレイも出来るがそれは未プレイ。
評価
9/10点
良い点
・キャプチャー
今回のマリオは帽子を投げて相手をキャプチャーすることが出来る。例えばクリボーがいてクリボーに向かって帽子を投げるとクリボーを乗っ取りクリボーとしてすすむことが出来る。
このギミックを多用して進んでいくゲームとなる。
マリオ自身の変身はないが帽子を経由して乗っ取り進む今まででは考えられないマリオになっている。このギミック自体かなりよく出来ていて色々なオブジェクトに対し、帽子を投げその反応があることはプレイしている側としてすごく面白く感じられた。
・一つ一つのワールドが丁寧に作られている
エンディングまで15個のワールドを旅するのだが一つ一つのワールドの作り込みが凄まじい。今回はムーンというアイテムを集めて冒険するが、少し探索すればムーンが見つかりテンポよく進むのがよかった。都市の国など今まではなかったような国も多く次のワールドに進むごとにワクワクした。
・旅というコンセプト
マリオオデッセイは旅をコンセプトにしていて見知らぬ土地に行き冒険する。そのワールドでしか使えないコインがあり、それでコスチュームやオデッセイ号(気球みたいな船)の内装などを着飾ることが出来る。コスチュームのセンスというかデザインがよくてついついコインを集め服を買いその服で冒険をしたい!となった。
・ドカンから2Dへ
3Dのマップからドカン経由で2Dになるなど面白い遊びだと思った。
・心地よい満腹感
クリアまで6時間かからないほど。ワールドは15個くらいあるので一つのワールドでの所要時間は少ない。しかしプレイ時間は少ないながらも心地よい満腹感があってゼルダとは別のベクトルでこれもいいと思った。
マイナス点
・ジョイコン激推し
今作はジョイコンの二本持ちを激推ししている。ジョイコングリップにジョイコンをさしてプレイすることも、Switchのプロコンを使うことも出来るのだが、ジャイロを使うのでプロコンではやりづらい部分がありジョイコン二本持ちに変更した。
ボタンを押す部分は少ないがそれならプロコンなどにもジャイロを使わずにボタンアクションで出来るよう最適化して発売してほしかった。
元々ジョイコンに対してはいい印象を持ってないのでこの部分はかなり残念。
・ジャンプアクション関連の挙動
ジャンプアクションが多くマリオ自身かなり色々な動きが出来る。しかしいきなり変なジャンプをしたりとちょっと挙動で残念なところがあった。使いこなせばすごい動きが出来ると思うが別にそこまでやり込む人間ではないのでスッーと進めない変な挙動はマイナスでした。
・ダッシュがない
マリオ…足遅くね…遠いよ…
総評
面白いしよく出来ているが同じ任天堂のゼルダの伝説BotWと比べ、どこの差なのか気になり考えた。その中で一番はゼルダがオープンワールドのブレイクスルーをしたこと。箱庭で色々なところを探索するということはマリオ64から変わってないと思う。ゼルダはストーリーも結構今までよりは重厚だったのに対しマリオオデッセイでも色々変化はあるがお決まりの形かなと。新しいキャプチャーでの冒険はよかったので次の3Dマリオにも期待したい。