FF15 DLC開発中止&雑記
11/8の13時からのFF15特別番組で色々な情報が公開されました。
新しく発表されたDLCのPVやスケジュールなどが発表されると思いましたが、前日にスクエニからリリースされた田畑氏をスタジオヘッドとして設立されたLuminous Productionsの37億の特別損失に関連し、4つのストーリーDLCから成るFF15のDLCを1つ目のエピソードアーデン以降は開発中止という発表から始まるお通夜状態でした。
前日のリリースから中小プロジェクトを破棄し、AAAタイトルの開発に集中するという部分からまたマルチメディア展開を中心としたゲームを作るのかな?と思っていたらまさかのBD2からLuminous ProductionsにFF15のDLC開発は移行し、それの破棄だったとは思いもしませんでした。
2019年3月のエピソードアーデンでFF15プロジェクトが終了する形になるみたいです。
また田畑端氏が10/31付けでスクエニ及びLuminous Productionsから退社し、独立することも発表されました。独立云々は彼のFacebookを見れば分かります。
ここからは自分がFF15に抱いていたことを話します。
ずっとFF15はもうやめて次のプロジェクトに移行してくれとこのブログの初期から行ってきました。一から作り上げる田畑氏の作品をプレイしてから彼の評価は決まると思っていたからです。田畑さんがディレクターを担当してきたクライシスコアFF7、ザサードバースデイ、FF零式など彼の作品で好きなものもあるので。
また田畑氏がゲーム業界に残るのかは不明な部分でありせっかくFFのナンバリングタイトルのディレクターを務めた人のゲームが遊べるか分からない、遊べても数年先という状態は非常に残念です。
FF15は野村氏から引き継いだ時点で必ずどっかしらからの批判が来るプロジェクトですしLuminous ProductionsでAAAタイトルを開発して欲しかったというのが感想です。
Luminous Productions設立から半年でスタジオヘッドの退社は嫌な空気です。せっかくやると決めたからには頑張って欲しかったと思ってます。
実際スタジオ運営しながらゲームを開発出来る人材がいるのか不透明なのでこのプロダクションもそのうち解散しそうですね。
FF15のDLC開発中止に関してですが個人的には現在のシナリオ補完に当たるアーデン編が出ればそれでいいと思いました。
開発中止となったDLCはアラネア、ルーナ、ノクトの3つ。
特にルーナとノクトはFF15のエンディングからハッピーエンドに変更するという前代未聞のDLCだったのでそんなことが許されることがあってはならないのではないか。と思っていたからです。
今回のDLCも元々予定になかったものをファン(極一部のハッピーエンドしか望まない層)が望むものをという形で開発がスタートしてます。
自分たちが作った物に自信がないからそんなこと出来るのだと思いますがFF15のストーリーの悪いところはエンディングじゃなくて道中だろ!と声を大にして言いたいです。
FFという看板を背負って自分たちが作り上げた物を極一部の人たちの意見を鵜呑みにし、別のエンディングを作る。というのはFF15そのものを否定することだと思います。
なので現状のストーリーを補完する形のアーデン編だけで結果良かったのではないかと思います。
またFF15本編以降のアップデート、キャラDLCなどのトロフィー取得率を見るとかなり低いので採算が取れないというのが現実だったのだと思います。
エピソードDLCは尻上がりに質が良くなっていったと思います(開発時間など仕方ない部分はあるが)
一番最初のエピソードグラディオラスの不評が響いた部分はあると思いますね。
FF15のDLC開発中止ですがDLCは中止するのにコラボやらマルチプレイやらは続けるという方針に疑問符が付きます。
コラボってかなり時間がかかるのはFF14とモンハンワールドのコラボのとき吉Pと辻本さんの会話から分かりますがオフラインゲームなのにコラボやり過ぎではと思います。
コラボに人員割くなら他やってよと思います。
田畑氏のFF15ユニバースの広げ方には全く賛成出来ず、ゲーム本編のクオリティを優先して欲しいと思ってました。
無駄なスマホゲームや、観なきゃ分からない映画、ゲームに組み込むレベルのアニメなどマルチメディア展開が裏目に出ました。なので、
Luminous ProductionsはAAAタイトル開発とありますので‘ゲームのみで勝負’
して欲しいです。