ベルセルク無双 Review
ベルセルク無双をクリアしたので感想を。
元々ベルセルクが大好きなので買った形です
評価
7/10点
良い点
・爽快感のあるゲーム
ベルセルクの主人公ガッツを中心に爽快感あるゲームに仕上がっている。
特に大剣を振り回すガッツの出来がよく面白かった。
・黄金期から千年帝国の鷹まで網羅されている充分過ぎるボリューム
ストーリーモードのボリュームは凄まじいです。これに加えて無限蝕モード、フリーモードなどやり込みたい人にはうってつけのゲームとなっている。
・ガッツなどのキャラ
ガッツなどベルセルクの主要キャラは使える。ゾッドなど使徒も使えるのがよかった。
ガッツは鷹の団、黒い剣士、狂戦士などストーリーが進むにつれて戦略が変わるところもよかった。
・敵
黄金期は人、黒い剣士になると使徒と戦いある程度の敵数がありよかった。
マイナス点
・CERO D
あり得ない。ベルセルクなのにベルセルクじゃない。やはりベルセルクにはセクシャルな部分もグロも必要だと思う。ベルセルク自体大人向けだと思うしZで発売しない意味がわからない。大人の事情もあると思うがグロは割と頑張っていたのでもっと突き抜けて欲しかったと感じた。
・ボス戦
つまらない。この一言に尽きる。圧倒的につまらないボス戦になっている。ストーリーの節目でボスと戦うがその中で面白いと感じたものはゼロ。特にフェムト戦はイライラしたし途中でやめようかと思った。無双の爽快感とはかけ離れた形で攻撃受けて吹っ飛ぶをループするなど残念だった。
・黄金期以降のカットシーン
黄金期は映画を使って表現していた。これはよかったが黒い剣士以降は棒立ちの会話シーン、極たまに入るカットシーンなど手抜き感がハンパない。
棒立ちの会話シーンは進むのが遅くイライラしたし長い場面もありテンポが良くない。
序盤あれだけカットシーンを利用してたのに中盤、後半は棒立ちの会話シーンが中心なのは残念。
・端折り過ぎるストーリー
ベルセルク自体長い話なので端折る部分は必要だと思いますがそこ端折るのにそこやるんだ的な部分もありどーなのかなと思いました。
漫画がまだ終わってないので仕方ないですがストーリーも微妙なところで終わります。
オリジナルストーリーでもよかったんじゃないかなと。
総評
ストーリーはボリュームがかなりありボリュームややり込みを求める人には向いているゲームです。ベルセルクを知らない人がベルセルクを知りたいと思ってやるにはストーリーが雑過ぎるかな。
無双のクオリティは高く爽快感あるバトルは楽しめました。しかし、ボス戦のクオリティががっかりするほど低くかなりのマイナス点になってます。
黄金期は映画です繋ぐことが出来たのでよかったですが中盤以降棒立ちの会話シーンが流れることが多く早送りしてもキャラの会話が終わるまで待つ仕様で萎えました。中盤もカットシーンを作るべきだったと思います。
無双が好きな人にはオススメですがベルセルクを知りたいって人は漫画を読んだほうが断然いいです。