ゼノブレイド2 黄金の国イーラ 感想
9/14(配信)9/21(パッケージ版)に発売されたゼノブレイド2の大型追加コンテンツ黄金の国イーラの感想です。
ゼノブレイド2のエキスパンションは買ってなかったためパッケージ版を購入しました。
DLCでこの物量は凄いです、びっくりしました
クリアまで15時間ほど。やり込みはしてません
評価
8/10点
良い点
・ストーリー
このゲームでは本編より500年前の出来事でシンやメツ、ヒカリに何があったのかを軸にストーリーが進み、シンのドライバーのラウラ、ヒカリのドライバーのアデル、スペルビア帝国のユーゴのチームでメツに挑んでいく。
本編よりも登場人物が大人なので落ち着いた雰囲気で話が進むのがかなり好印象でした。
また、ブレイドもドライバーにつき2体までとなっているので本編でわちゃちゃしていたのが一気に整理された形となってます。
本編で500年前に何があったのかはある程度語られていますが黄金の国イーラをプレイする事でよりシンの心の痛みを感じることが出来ると思います。
・バトル
ドライバーとブレイドを前後にスイッチしながら戦うバトルに変化しています。
後衛に回るとHPが回復したりするので頻繁にスイッチしながら戦う形となりました。
コンボもかなり分かりやすくなっており、本編の複雑だった部分を分かりやすくしているのは素晴らしいと思いました。
ブレイドのキャラを操作することが出来るので本編では叶わなかったヒカリやワダツミを操作することが出来ます。
・新規マップ
今作では本編に引き続きグーラと新規マップであるイーラで遊ぶことが出来る。
このDLCのためにイーラを作るのは凄いと思った。マップはさすがのモノリスソフトなので作り込まれている印象でした。
・キャラクター
上記のストーリーでの少し書いたがゼノブレイド2本編より大人のパーティなのでわちゃわちゃ感がない。個人的にはこの感じが好きで物語のトーンと合っていた。
どのような人物か本編では分からなかったラウラやアデルはもちろんよかったし、やはりなぜシンというキャラがどのようにして本編に至ったのかという部分がすごくうまく繋げてある。
黄金の国イーラを通して本編により深みが出たと思う。
マイナス点
・UI
DLCなので仕方ない部分はあるがUIはレベルは相変わらず低い。
ほとんど本編からの使い回しなのでかゆいところに手が届かないUIのまま。
行きたいところにすぐに行けない仕様でむちゃくちゃ面倒
ブレイドとの絆をどんどん解放していくのだがいちいちその画面を開かないと適応されないので解放のポップが出たらメニュー→キャラ→パーティ→キャラ→絆のところというほんとありえないレベルのデザイン。
・グラフィック
これも仕方ない部分だがやはり汚い。正直スイッチのゲームでも低いレベルじゃないのかな?
イーラ国での草の表現などは改善されているが解像度が足りてない印象で、圧倒的に解像度が低い。
携帯モードも解像度が低く携帯モードの方が遊びにくいんじゃないかなってくらい。
スイッチ一年目に大作RPGを出してるので仕方ない部分ではあるがあまりにも低い解像度なのでグラフィックに期待してる人には厳しいかも。
・クオリティの低いサブクエ
サブは大量にあるが1つ1つのクオリティが低い。たまに良質なものもあるが大多数がお使いクエスト。
・ヒトノワの強制
今作ではサブクエストをクリアするとヒトノワというものが広がりレベルが上がっていく。
やり込みとしてのヒトノワならいいのだが、クリア時間の水増しのためストーリーの途中途中でヒトノワのレベル上げを強制される。
サブクエストは面白いと感じるものは少なかったしメインの水増しのため強制されるのは嫌だった。
・フィールドスキル
ゼノブレイド2本編でも悪名高いフィールドスキルだが今作でも健在。
本編よりかは緩和されているがやはり面倒で面白くない。
現時点で開けられない宝箱や行けないところならアイコンで✖️みたいなの出してくれればいいのに毎回数秒の演出が入り開けられないと時間の無駄になる。
総評
DLCということで15時間というボリュームは凄まじいと思う。しかし本編が合わない人は合わないと思います。
ゼノブレイド2の改善点をもっと期待したが DLCなので仕方ないかな、次回作のスタッフ募集もあったので次回作以降も期待してます!